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ラファエルのアパルトマンで夕食。
こんにちわ。

昨日は旦那の親友、Raphaelラファエルと夕ご飯を一緒に食べる約束があった。
ラファエルはフランス人。
旦那の前の職場の同僚で、
私もそこでスタジエール(研修生)として働いていたこと、
&その後旦那と私が結婚することになったこと、
&私らの”結婚保証人”になってくれたこと、等から
私たち夫婦にとってはとても近い友達なのだ。


ラファエルはDivonneディボンヌという、ジュネーブから約20キロ程離れた場所に住んでいる。
Divonneはフランスです。
彼はジュネーブで働いているので仕事へは車で国境を越え(フランス→スイス)、仕事が終わればまた国境を越えて(スイス→フランス)家に帰る、といういわゆるフロンタリエ(スイスに隣接する外国の国境付近に居住しスイス国内で働いている人のこと)です。

日本と違って地続きのヨーロッパではこういうことは頻繁にあります。毎日約3万人のフロンタリエがフランスからジュネーブに働きにやってきます。
それに加えジュネーブ州の人口の約40%が外国人!
(お陰でジモティーのGenevoisジュヌヴォア(ジュネーブ人達)はどんどん仕事を取られ失業率アップ、面白くないだろうねぇ)

何故そんなに外国人(スイス人から見て)がスイスに、ジュネーブに働きに来るのか?
答えは至って簡単。お金よ、お金。
スイスは物価が高いのでそれに従ってお給料も高い。
フランスを始めEUがユーロを導入してからは大分変わってきたもののスイスに比べればまだまだ物価は安い。
ということで、フランスに住みつつスイスで働くっていうのはある意味賢いやり方だ。

さて、私らは車がないのでラファエルが車で迎えに来てくれた。
国境が近づく。ラファエルはキャスケット(帽子)を取る。旦那はごそごそと持参した荷物を隠す。
これは税関を通り過ぎる際、「僕らは何も悪いことしてませんよ~変なものも持ってませんよ~」と精一杯クリーンさ、アピール
別にやましいことしてないのに警察を見るとドキドキするような感じ、に似ている。
スイス側の税関は無人で素通り。
さて問題なくフランスに入ると、今度はフランス側税関というのがある。こちらも無人で素通り。
私の経験上ほぼ素通りできるパターンが多いが、ラファエルは何度も「は~いそこの車~、止まりなさ~い」をやられているらしく気は抜けないようだ。

さてディボンヌに到着。
ラファエルのアパルトマンはディボンヌのサントルヴィル(中心街)すぐ、白壁を基調としたシンプルでカッコイイ建物の最上階。ホテルのペントハウス状態。
ここにはもう何度も来ているのにその度、
その入り口の広々としていることや品のいい照明、また最新式エレベーターはマーブル(大理石)づくしという、兎に角『贅沢感』があちこちに見て取れるのでいちいち感動するのだ。

ががが、そのペントハウスの中はまさに『独身貴族の男の部屋』という感じ。
以前はスイス人のガールフレンドと一緒に住んでいて、恐らく彼女が綺麗に掃除をしていたのだろう、まさにモデルハウス張りだった。彼女と喧嘩の末別れ話が出て婚約破棄、彼女が出て行ってから一人身に戻ったせいか散らかり放題やりたい放題、という状態だった。
それでもばか広く天井も高く、下から上までめ一杯ある窓のせいで余計に広く感じる。
ここに比べるとうちのアパルトマンは犬小屋同然。まぁここよりかは大分掃除は行き届いて綺麗だけどねぇ~。

しばらくしてラファエルの弟ジョンがラファエルの愛犬の散歩から帰ってきた。シャンカーという名前のメス犬で、大分太ったのかすんごい体格。イメージ的には和田アキコ。いきなり飛びつかれてその体重を支えきれず後ろに倒れ掛かり思いっきり頭をぶつける私。
その後も女王様状態でやりたい放題のシャンカー。時々可愛い顔するから許してあげよう。↓
shankar.jpg


ラファエルとジョンは兄弟でありながら本当の兄弟ではなく、二人とも養子としてフランス人夫婦に引き取られたのだ。
元々はコロンビア人だったラファエル、生まれてまもなく3ヶ月の時に今の両親に引き取られ、その後同じくコロンビアからジョンも引き取られた。
そういう訳でフランス人だが肌は浅黒く髪は少し縮れていて目も濃い茶色。ラファエルは背が低いがジョンはすらっと高い。

スイスもそうだがこちらではAdoption(養子縁組)は多い。
元カノ(婚約者だった子)もスイス人夫婦に引き取られた養子で、やはり南米出身者。
詳しくは知らないが、養子縁組は相当のお金持ちでないと出来ないらしい。まあ子供を引き取るわけだから生活がキューキューでは困るというのは分かるとしても、それでも相当の資産があることが前提らしいのだ。その例に漏れず、ラファエルとジョンのご両親は大層なお金持ちなのだ。

私がフランス語もてんで分からないながらも研修生として働き始めた頃、一番始めに声をかけてくれたのはラファエルだった。「君、名前は何ていうの?」
困っている時もパッと手を差し伸べてくれるのがラファエルだった。
言葉の壁はかなり高かったが、飼っている犬が病気で死ぬかもしれないとか、今日犬の手術があるから心配でたまらない、とかとにかく犬の話ばっかり。

ある日ラファエルが、「僕の犬が元気になったんだ。見たい?」と聞いてくる。
「今日仕事の合間にプールに行くけど犬も連れて行くから一緒に来る?」と誘ってくれた。
それでラファエルと、当時はただの友達だった旦那と3人でプールに行くことになった。

着いたのはラファエルのご両親のヴィラ(邸宅)。もちろんディボンヌ。
リモコンで扉口が開く・・・とそこには映画に出てくるような豪邸が。
とてつもなく広い庭の遥か向こうに邸宅が見え、犬がてくてくと気持ちよさそうに徘徊している。
これだけ広ければわざわざ散歩に行く必要ないだろう、という位広い。
その庭の片隅にプールはあった・・・

以前旦那に
「ねえ、ラファエルのアパルトマンって月幾らくらいするんだろね~こんだけ広いってことは相当高いんだろうね」
「え?賃貸じゃないよ。ラファエルの両親が買ったんだ」


ぶっっ!
それ以来、ディボンヌ=お金持ち=半端じゃないという構図が完成。


夕食はカルボナーラ
旦那もラファエルもCuisinierキュイジニエー(プロの料理人)だから私は何にもしなくていい。
あら、決して怠けているんじゃないのよ、念のため。むしろ何か手伝おうとしたばっかりに「俺達のやり方に口だすな~!」と怒られるのだ。だから職人さんたちにカルボナーラは任せて、新米主婦の私はパパッとテーブルセッティングしてからCanal+(衛星放送)でEMINEMのコンサートを見ながらシャンカーと遊ぶ。

さてカルボナーラはクリームたっぷり(その代わり卵黄なし)でかなり重め。Tagliatelles(仏風:タ(グ)リアテル、伊風:タリアテッレ)というきしめんみたいな幅広のパスタにねっとりと絡み付く。そこにParmesan(パルミジャーノ、パルメザンのこと)をたっぷり振りかけて食べる。
調子に乗って2杯も食べたら後からお腹が痛いほど膨れて苦しむハメに。
お陰で用意してくれていたデザートのタルトも食べず仕舞い・・・

食事の合間にジョンが旦那に「スイスの兵役制度」についてしきりに質問。
スイスは成人男性全員に兵役義務があるがフランスはないらしい。
(以前はあったが廃止され、職業軍人としての存在のみらしい)
男子らはそういうのをカッコイイとか思うのか、すぐ話が銃だの手榴弾だのそういう武器関係に及ぶ。あんまり興味なし。

食事が終わるとラファエルの友達でトマ(英語ならトーマス)という少年がやって来る。
たまたまテレビでManga(漫画)をやっていてそれを見ていたこともあり男らは漫画話が炸裂。
私は日本人でも漫画のことはまるで分からないから、いちいち聞かれても困るだけ。
日本ではオタクのイメージや幼児的イメージが強い漫画、こちらではみんな漫画が大好きでテレビには漫画チャンネルがあり、朝から晩まで漫画オンパレード。これだけオタクが大多数になるとオタクとは言わないのだろうが。
日本からの漫画は大層人気があるようで、旦那は昨日ラファエルからEvangelion(こっちではエヴァンジェリオンと発音)のコンプリートコフレ(DVD全8枚)を借りて大喜び。
「これは君の国から来たマンガの中でも傑作だ~」とか言われても私全然知らないし。

そんなこんなでつまんなくなってきたのでそろそろ帰ることに。
帰りもラファエルが家まで送ってくれることになっていた。すまんね。

どうやら車のエンジンがかからない。バッテリーが上がってしまったようだ。「助手席が半ドアだったみたい」



げっっっ!それってあたしじゃん。


ということで帰れなくなる。とりあえず車体を少し動かせばエンジンがかかりやすいとかでジョンとトマも呼んで1.8トンの車を皆で押しまくる。こんなことは生まれてはじめてでちょっと面白い。
(自分のせいでこうなったことも棚に上げて喜ぶ私)
でも結局全然エンジンがかからない。本格的に困り始める。
そこでトマ、「ちょっと時間かかるけどうちから車持ってくるから待ってて。」

30分位でトマが車でやって来た。バッテリー同士をつないでやっとエンジンがかかって安心。
メルシ~ボークー、トマ。お陰でお家に帰れるよ。

なんだかんだでもうとっくに深夜。
税関は相変わらず無人。そこからは高速をひとっ走り。
急いでくれるのはありがたいんですが・・・180キロ出てるよ、ラファエル。
あの~確かスイスの高速道路は最高で80キロ/hなんですけど。
ここドイツじゃないから、念のため。

無事故、無傷で無事に帰宅。美味しいカルボナーラをありがとう~
ア・ビアント!(またね!)

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